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建築その他、日々の雑感を書き留めていきます
Van Halen 「you really got me」
新譜が出てますが前ふりで、1978年のデビューシングル曲。
こういうシンプルな曲でも、
結局エディーがギター鳴らしてデイブが歌えば
ヴァンヘイレン(=最高にかっこいいハードロック)になる。
そういう事なのかと、新譜を聴いた後であらためて気付く訳です。
(サミーヘイガー以降だってそれはそれで好きなんだけど、
「キレイすぎだな」とか思えてしまう)
ところでスズキのスイフトスポーツのCMでも使われてますが、
これってヴァンヘイレンじゃないような気がしないでもないんだけど、、?
http://www.suzuki.co.jp/swiftsport/cm/index.html
| ギター | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
大学の意匠・計画研究室のOBOG会に参加してきました。
同窓の先輩方、後輩及び現役の学生と交流させてもらうのは
自分は初めての機会であり、とても有意義で刺激になった企画でした。
活躍してる人を見れば自分も負けてるわけには行かないと思い、
同業ならではの話もでき、同期の面々とは久しぶりに建築談義もでき。
当時自分が作った作品を覚えていてくれたりするのがとても嬉しかったし、
それってやはり同じ志を持った者だからこそだよな、と。
N先生は自分のことなんて覚えているのかと不安だったが、覚えていて
下さった。ああいう場ではついついテンションが上がって‘いきった’物言い
をしてしまったのですが、冷静に淡々と話を軌道修正して下さるところなど、
そういえば学生の時もそんな事あったよなと、変わらない自分に恥入ると共に、
ああいう‘大人’になりたいものだと。
飲みの席でポートフォリオを見せてくれたマスターの学生さんがいた。
昨年の卒制賞の作品についてその場で感想を少し言わせてもらったのだが、
帰りの車の中で考えていたらもう少しまとまったので書き留めると、
交通動線を螺旋状に隆起させるという操作が恣意的で説得力、必然性が
薄いのではないかと言ったのだけど、意外と‘あり’なのかと思えてきた。
湾岸の風景はそれ自体価値を持っているわけで、車の旋回と共にその風景が
パノラマで展開されて行くという体験行為はそれだけでも楽しいものだろうと。
湾景を楽しむ装置でもあり、そしてそれ自体が今度は新たな湾岸の風景となる。
で例えば12月24日(31日でもいいんだけど)には夜景を楽しむ車の列で
一年で一番明るく光り輝くというのは美しい風景だと思う。
(ちょうど熱帯の森で蛍が交尾?のために集まって光り輝くツリーの様に)
それから設定をテレビ局にした方が良いんじゃないかと言った点、
テレビ局はメディアミックスというか放送広告収入以外に番組コンテンツや
アナウンサーまでも資産として活用してイベントを仕掛け、集客している。
なので単にギャラリーがありますと言うよりもテレビ局の社屋=メディアセンター
です、そこにはギャラリー、展示場がありイベント広場があり云々、アクセスの為
の交通が集中し、駅もあり、と言った方が説得力あるし、そしてそれがこういう風景
を創り出しますと言えば、某局のように「球体」でシンボル性を表現するよりも
遥かにスマートな建築表現になると思ったからです。
卒業設計展。24日の集いの前に慌しく見て、25、6のセッションは欠席。
できるだけコメントは残したのだけど時間が無く、ここでまとめと補完。
08番の学校:ヴォイドの筒はもっと沢山あって性格付けのバリエーションもあれば
良かったのでは?特に模型のような外殻にするのなら尚更ボコボコとあっても。
外殻はおそらく内部空間を緩やかに包み込みたかったのだろうけど
学校から地域へ広がる設定に対し、閉鎖的な印象になってしまっている。
建築の外壁=境界の設定の仕方は大事なポイントだと思うのですが、
外部に対しても、そして内部に対しても(ヴォイドの少なさと相まって)閉塞感が、、
で多分学校としては実際に暗すぎるんじゃないだろうか。
マッシブな壁でなく例えばストラクチャーとスキンで構成された壁の設定にして、
スキンは部分によって透過性の有無濃淡があって、とすれば違った表情が現れたん
じゃないかなーと。内部にも柔らかい光で包み込まれた空間が出現して。
10番:この発想は多分駅前広場とかの施設に拘らずに、都市空間の中に広がっていく
様子をプレゼンすべきだったんじゃないかと思う。例えば新潟駅から古町、白山、下町
に伸びていく事を想像してみると、トリムバスに変わり得るような提案になったのでは。
既存の都市空間の上を縫うようにルートが巡る。それの支持構造体が既存の建物に
取り付いていたり路上の残余空間から伸びていたりまでイメージして。自転車だから
おそらく低層、都市の少し目線を上げた位のレベルの風景を新しくする。
自転車道のチューブにインフラを内蔵すればメンテナンス性も有利だし、
電線の地中埋設に代わる景観の整え方になるかも?
11番:惜しいなーというかもったいない。小さな方の模型で感じられるポテンシャルが
大きい方の模型で感じられたら、、おそらくこれはファサードのデザインまで頑張ったら
絶対印象が良くなると思う。で、できれば都市の路上に立った目線からのパース表現も
見てみたい。
12番:ジャンクションの空間の広がりに拮抗するような巨大スケールのオブジェ展示
っていうのも面白いと思うけど、たぶんこの場合、従来的な「物を見る」というのとは違う
知覚体験なんじゃないかと。←移動、スピードということを考えると。それが何って
聞かれるとよく分からないんだけど、、アフォーダンス的な事も参考にしつつ。
16番:川沿いの空間は都市の景観の中でも重要なポイントで、川幅によって
開けている=ランドマークとしての都市資産価値が高いわけですが、模型を見る限り
平面的には工夫が凝らされている凸凹具合が立面的にも現れると良かったと思う。
内側の凸凹具合が川を挟んで対岸で向き合う位でも良かったのでは。
低層で意図的に高さが抑えられているのは景観的な配慮なのかな?
ファサードも綺麗に整えようという意識があったのかもしれない。
(脱線ですがしばらく来ないうちに新潟に民間のマンション増えましたね、、)
17番:ニットの空間。これはもっともっと可能性のある着想だったと思います。
「編みもの」状の建築。空間の編み込まれ具合もそうなんだけど、例えば
構造体そのものがニットや繊維から発想されていたらどうだっただろうか?
その時は実際には存在しない物理特性をもった架空の素材でかまわない。
それともう一つ、パターン織りというか色違いの糸で編み込んでいくと
何かそこに見えてくるというのはどうだっただろうか。色違いの糸は
建築機能の違いなのかもしれないし、もしかしたら都市機能とかの
レベルになるのかもしれない。
他大学では04番:都市における農の風景の提案。作物を育てるのに必要な
採光などのルールに従った結果として現れる空間。これは単純に積層
されるだけでいいのかな?と。もっと有機的に成長していくような形態の方が
既存の都市風景に対するカウンターとしても説得力があったんじゃないかと。
例えば耕作面自体が積層するのでなく受光ユニットが枝葉状に上に伸びていて
そこから光ファイバーで送られる設定ならどうなっただろうか。
また枝葉状ユニットがソーラーパネルという設定なら立体的に効率良く受光する
(土地の狭い日本型の)新しいメガソーラーの形態になって、脱原発社会で
都市はスカイツリーくらいの高さの「巨木」が鬱蒼と生い茂る「森」の風景に
変わるのだ、とか。で森の中がひんやりとするように足元の居住区間では
ヒートアイランドが解消されたり。
20番:とても大きくて難しいテーマ。米軍に接収された軍事施設跡地の空白に
何を建てるのか。この土地に限定される問題じゃなく、日本の社会を覆う
「自立性」の無さ(国でも個人でも)は敗戦国の戦後レジウムとして今でも色濃く
影響してると常々思っていて、つまり戦後の日本自体がある意味空白のまま
なんじゃないかと。だからここに何を建てるかって言うのはこれからの日本の未来を
どうするかというのと同じくらい重要な意味を持つんだと思う。
26番:これもまた別の意味で重く答えの分からないテーマ。(自分の設計の
テーマとも重なるのだけれど)。生き辛い世界の中でどうやって周囲との関係を
築いていけばよいのか。この設計のような場所があっても良いのかなと思い
つつ、牧歌的にも感じられる自給自足の共同生活で世界と隔離された場所で
いいのか?と。(村上春樹の小説に出てきそうな空間も連想しました)
単に救われるというのでなく自身も葛藤し戦わなくてはいけないし、
最終的には何か現実世界との接点を見つけなくてはいけないんじゃないか
と思うわけです。設計された空間自体はむしろ現実の都市生活空間の
中にあって良さそうに見えるし、、
好き勝手言ったが時間がなく見落とした部分も多々あると思うのでご容赦を。
で、自分は05番に投票。面白いかとか凄く魅力があるかと言うとあれなんですが、
多分こういう人が仕事できるんだろうなーという納得の部分みたいな。
本当は自分は、バカだけど面白い突き抜けた作品も好きなんですけど。
あ、でも新大の人はみんな真面目(過ぎ)ですよね。(伝統的にそうかな)
もっと羽目を外して良いと思いますし一人位おバカな奴がいてもいいかなと。
新大卒製賞は惜しいというのと頑張れという意味で該当なし=投票しない
としました。11番に入れても良かったかな、、
あと全体を通して、模型は展示会場栄えするし、「やった感」もありますが
作品のコンセプトによっては最も有効な表現手段は模型とは限らない、
とも思います。模型で作れるかな?とか考えたら本末転倒ですし。
皆さん各自できちんとテーマを見つけ出してますし、プレゼン能力も高い。
それだけにもっと良くなるのになーと惜しかったりもします。
時間のある人は今一度手直し、改良をしてみてください。
納得のいくまで仕上げるかどうかで、その後の設計人生にも大いに
影響があると思います。(自分自身、卒製で惨敗したままの人間なので
お前が言うなという感じなのですが、、、)
また、今の学生さんは卒論もやり設計もやり(なのかな?)で時間的にも
大変と思いますし、なるべく早い段階で上に引き上げるというか
道筋が見えたらより良い作品になるのではないかと。
担当教官や製図室の仲間と話し合うのももちろんですが、
もしOBで役立つなら話を聞いてあげられるかなとも思ったり。
Fmakiさんはじめ非常勤の先生方や新潟市内で活動している
若い人たちもいるようですし、自分もやぶさかでないですが
建築談義を持ちかけられれば思った事は伝えられるのではないかと。
今の時代メールにデジカメ写真でもPDF図面でも貼り付けて
手軽に送れますし。(ただ皆さん仕事を持った方々ですので失礼の無い様
には気を付けて頂きたいと思いますが)
(Facebookはすみません使ってないので良くわかりません。)
まあでも自分でとことん悩むというのも一番大事ではありますが。
とかなんとか言ってきたが、結局今回の一連で思うことは、
俺自身このままではだめだろ、ってことなんだけども、、、
PS.上記の設計の感想等はSさんにメール登録する時に添付して
伝えて頂こうかと思います。
| 建築 | 14:03 | comments(2) | trackbacks(0) | ▲
・橋下大阪市長の維新の会。既存の制度を打破し新しい社会の仕組みに
「グレートリセット」する、らしい。
彼を高い支持率で支えている人たちは、民主党が躍進した時には民主を支持し、
また小泉さんの時には小泉さんを支持したかもしれない。既存の枠組みを壊して
くれそうなものを支持しているだけで、結局、現状の不満のはけ口でしかなく、
政策を理性的に判断するとかいう事とは無縁なのかもしれない、、
(理性の著しい欠如は嫌放射能でも同様)
選挙の時によく「風が吹いた」と言うが、「空気」に勢いが付いたものが「風」
だとすれば、なるほどと思う。
しかし民衆のこういった風土は、現状の暮らしが究極に荒廃した時には
究極のカタストロフを望むのではないかと、、
・地方と国の在り方を考えるのには良い機会になるかもしれない。
というのも自分たちは戦後の飼い慣らされた国の制度の中でしか生きて
いない訳で、もう少し視野を広げる、あるいは歴史を遡ってみるのも、
固定観念を柔軟させる意味合いで面白いと思う。
藩があったころまで遡るのか、あるいは徳川という統治機構が出来る前の
地方(と朝廷)の時代にまで遡るのか、とか。
橋下さんが大阪で旗揚げしたのは良い事かもしれない。
大阪は全国の中でも最も土着の文化(関西弁に象徴される)が残っている
地域だからだ。大阪の人はよく「東京弁」という言い方をするのだが、
彼らの言う東京弁は江戸っ子言葉の事ではなく、そして実際には東京弁という
ものも無いのだけど、「標準語」の事を「東京弁」と言うその物言いに、
余所者からするとなるほどなと思わせられる。
地方=田舎で育った自分なんかからすると、「国」が「制定」した「標準語」というものを
「学校教育」によって教わり、公式的に常用するという意識があるわけだが、
彼らにとっては「東京弁」の一言で相対化されてしまう程度のものなのだ。
(逆に言うとその他多くの地方=田舎には、国というものに敢えて対抗しうるような
文化、アイデンティティーなんてありはしないのだけれど、、)
| 社会、経済、投資 | 14:33 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
・黒木メイサにはほんとがっかりだよ、、
がっかりがっかり&がっかり。
・その黒木を使ったBRZの広告。新聞一面を使ったり気合が入ってるが。
(とんだケチが付いてしまった。スバルは黒木に違約金を請求してもいいくらいだ)
ところで売れるのかね?
トヨタ86は別にいいのよ、スポーツカーが無いところに出す意義がある。
(売れても売れなくても)
けどスバルじゃさ、250〜270万出すならコスパ最強のインプレッサのターボ、
いわゆるWRX系(STIじゃない普通のやつ)が買えるわけだし、、
と思ったら新しいインプレッサにターボのラインナップ消えてるんだね。
これはまだ出ないだけなのか、それとも住み分けがされるのか?
確かに新しいインプレッサは妙にずんぐりむっくり大きくなっちゃってスポーティーさが
無くなってるもんな、、
スバルユーザーに限らずとも趣味的FR車にそれだけ金を出せる人だったら、
マツダの新しいロードスター(1t切り1.5Lターボ?)を待つという選択肢もある
だろうし、あるいは当初の趣旨通り若者向けのスポーツカーということならば
スズキのスイフト。100万近く安く買える。
| 車 | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
・積雪は先週末の時点で既に酷く、我家も雪下ろしで軒と繋がってしまったり、、
天気予報も降り続くという事で一体どうなるのかと心配していたが、今週は
(報道の加熱とは裏腹に)比較的落ち着いた日が続き、ほっと一安心。
あとは2月上旬、中旬くらいまで乗り切ってくれれば、、
・今期のテレビは大人の恋愛ドラマがあって、年代的に自分もストライク。
で、その中で小泉今日子が鎌倉に古民家を買って引っ越してくる設定が
あるのだが、この「古民家」の認識が自分の感覚とズレていて、なんだかなーと。
「古民家」というと太い柱や横架材でできた土間や囲炉裏のある
「まんが日本昔話」に出てくるような田舎の民家のイメージなのだが、ここでは、
自分が子供の頃住んでいたような普通の昭和の住宅が「古民家」なんだそうだ。
まあ、古い民家といえばそうなのだろうけど、、
そりゃ、おっさん恋も忘れるっつーの。
・松本人志のNHKのコント番組。セットや小道具に金がかかっているなー、と。
このように制作費が掛けられる番組は、もはやNHKでしか成立しないのだろう。
ある種、金銭感覚が麻痺してると言うか市場の原理とは別の系において
良質なものが作られる可能性があるの図。
例えば建築では公共工事でこそ建築家の作家性が発現されるとか。
今のご時世では無理かもしれないが、一時、その様な時代はあったと思う。
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