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建築その他、日々の雑感を書き留めていきます
昨日、建築士会企画の清里中学校の校舎見学会に行ってきた。
木造で学校空間の大きなスケールを造る、
しかも集成材を使わないで、さらに積雪3mに耐える、というもの。
建築的には「素晴らしい」建物として、地域の誇り、お宝にできることは
間違いないだろう。
予算に納めるために建物の高さを30cm下げたという解説があった。
小学校なら丁度いいスケール感で、むしろ良かったと思ったが
中学生にはちょっと天井が低いか?
であれば、無理にオール木造にこだわらないで、
教室棟を通常のRC(あるいは屋根部分のみ木造とか)で、
象徴的なポイントとなる玄関ホールと情報棟のみ木造にして
金額のバランスを取っても良かったのかな、と。
そうすれば施行管理なども、もう少し楽にできたのでは?
残念なのは地元産の杉を使うというアイディアが崩壊してしまった事。
伐採から乾燥を経て製材として使えるまでに何年もかかるのだが、
行政の年度毎の事業予算付けの関係で実現できなかった、との事だった。
プローポーザルの内容がわからないので何とも言えないが
もしも地元産の杉を使う事が条件となっていたのなら、
あるいはそもそも木造で造るという前提が地産地消のコンセプトを体現する目的だったとしたら
プロポーザルの時点で計画の準備不足というか、根回し不足というか、
行政の大チョンボだと思うのだが、、、
あとは公共の資産・耐久財として経年的な耐久性などもチェックする必要があると思う。
長いタイムスパンで見た経済性、とか。
木造、地元産の杉、地産地消、などのエコな精神を推し進める事は、
(私はこれを「里山幻想」と呼ぶ)
現代の社会経済状況の中では非常にコストがかかって
かえって非エコな結果になるジレンマがあるとすれば、
木造校舎を手放しで絶賛する事無く、
そういったことも含めて考えるきっかけとして、この学校があれば
意義があるのではないか。
| 建築 | 17:31 | comments(2) | trackbacks(0) | ▲
「木造住宅の耐震補強のポイントと実務」講習会に行ってきた。
題目の通り、施行(管理)の際の実務的なポイントの概略的説明だったので、
いまいち煮え切らなかった。
知りたかった木造耐震診断の内容、その位置づけとか法規とのからみとか、
その辺りの根本の解説が全くスルーだったので、
結局、実際にどのように耐震補強計画をすればよいのか、
どのような考え方に基づいて補強設計を進めれば良いのか、
木造耐震診断を行ったうえで計画しなければならないのか、
あるいは現行法規の壁量と4分割方を満たすように計画すればよいのか、
それがどのような違いがあるのか、さっぱりだった。
後でテキストを読む限りでは、昔の住宅を(特に新耐震基準=S56年以前)
現行法規を満たすように改修するのは難しいので
耐震診断を行い、評点1.0以上を取るように補強すればOK、
のようなニュアンスに読めるのだが。
例えば、現行法規を満たした住宅は強度的に十分余裕のあるレベルで、
(仮に診断を行なったら評点1.5以上=倒壊しない、になるのか?)
既存住宅は、そこまでは無理としても一応倒壊しない=評点1.0まで
ギリギリのところを探って補強しよう、というのが耐震診断なのか?
そうだとすると、木造在来構法といえども、そこまで精緻な解析に耐えられるほど
実証研究が進んでいると言う事なのか?
いずれにせよ木造耐震診断の内容もマスターしないと、何とも言えない。
| 建築 | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
今年の紅白歌合戦に、予想通りPerfumeの出場が決まりました。
となると、歌う曲目と、どんな扱いになるのかが注目です。
トップバッターの賑やかしで終わるのは避けたいところ。
できれば、番組が落ち着いた中盤以降の出番で
司会者の前振りから
「かしゆかです。あ〜ちゃんです。のっちです。3人合わせて Perfume です!
よろしくお願いします!」の決めセリフ、
そして「アクターズスクールから苦節8年うんぬん」の流れがあって、
さらに彼女たちがデビュー当時憧れていたと言うSPEEDからの応援がありーの、
で、あーちゃん泣きの二人励ましの図、が見てみたい。
選曲構成は、NHKということでポリリズムは外せないとして、
できればスペシャルメドレーでの歌&ダンスパフォーマンスが見たい。
アップテンポ、代表曲、近未来3部作からも、と考えると、
ポリリズム〜チョコレイト・ディスコ〜エレクトロワールド〜ポリリズムで、どうだ!
(紅白の前に、年末のNHK-BSで、武道館ライブの放送があります。)
| - | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
上越市ガス水道局が企画した見学会で、
エコウィルを設置されたお宅に行って来た。
右側が貯湯タンクと補助熱源機(パネルを外した状態です)
左側がガスエンジン(発電機)ユニット。
貯湯タンクは140L、
補助熱源機は24号の給湯器(普通の湯沸器)。
ガスエンジンユニットのパネルを外すと
HONDA製の160ccエンジン。
音は小型バイクのアイドリングよりも弱い感じで
トコトコ鳴っている。
回転は常にこの程度らしい。
パネルの遮音がしっかりしていて、パネルを取り付けると
エンジンが回っているかどうかわからない位に静か。
3年もしくは6,000時間で定期点検が必要との事。
(オイル交換とかもするらしい)
宅内の温水ファンコンベクタ(移動式)。
薄くて軽い。
温水コンセントと電気コンセントにつなぐ。
この他に温水床暖房が1部屋と、風呂・台所などの給湯をカバー。
発電は家庭内で消費。売電はできない。
機器の導入設置には国の補助金制度がある。
これに加えて市ガス水道局からも助成があるとの事。
(年間3件、先着順(08年実績)。09年も実施予定)
しかし(稼働時間はともかくとして)160ccのエンジンで家庭の給湯、暖房の大半、
そして発電(1kw=家庭の電気の25〜30%)をまかなえるとなると、
自動車の存在って、一体なんなの?と思ってしまう。
実は「移動する事」にかかるエネルギーってのは、
人間の社会活動全体の中でも結構な割合とコストを占めるという事なのだろうか。
普段、気軽に自動車であっちこっちに出かけるが、
この「移動する」って事は、本当はすごい事なのかもしれない。
(そして「移動しなくてもつながる」ネット環境というのは、もっとすごい事なのかもしれない)
あるいはまた、移動に費やす「時間を短縮する事」に価値があるという事なのか。
時間を短縮して前に前に時代を進めていくスピードに価値があるとすれば、
近現代の科学技術の加速度的進歩とエネルギー(食料)消費量の加速度的増加が
パラレルなのも合点がいく。
| 建築 | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
先日、ガス給湯器のカタログを頂きにガス関連の会社に寄った。
その時に、最近耳にして気になっていたエコウィル=ガス家庭用コージェネシステム
の話を出したところ、上越市のガス水道局が一番詳しいと言う事で、
わざわざ営業の担当の方に連絡を取ってくれた。
で、昨日、話を聞きに行ってきました。
ガスを燃料にエンジンを回して、給湯・暖房と発電を行う仕組み。
給湯(貯湯)・暖房がメインで発電がサブ、という説明だった。
カタログなどからの印象では、ガスで発電をして(発電が目的で)
その時の廃熱を給湯や暖房に利用するというイメージだったのだが、
給湯(貯湯)・暖房を使わないと発電しないと言う事なので、どうやら逆のようだ。
たまたま今、導入するお宅があって、
25日にガス工事業者向けに見学会をするところだと言うので、
ナイスタイミングで、寄せてもらう事にしてきました。
| 建築 | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
インフルエンザの予防接種を受けてきた。
注射は苦手なので、自ら進んで受けようとは思わないのだが、
とある事情で、やむなく行ってきた。
子供の頃の痛い記憶があるので身構えていたら、
思いのほか痛くない。というか殆ど痛みを感じない。
健康診断の採血注射のほうが痛い位だった。
(他の人は痛かったと言ってたので、個人差もしくは、たまたまかもしれない)
今日は酒を飲んじゃダメ、と言われたので、むしろそっちの方が痛い。
ところで、予防接種の料金なのだが
一般が3,150円で高齢者(65歳以上)は1,050円だった。
で、注射をしてくれたお姉さんに
「高齢者用とワクチンの中身が違うの?」と聞いたら
「同じですよー」との事。 んんー、、、
(ちなみに料金は各医院が独自に設定しているらしい)
まあでもこれで、この冬は安心して仕事に打ち込める、と言う事か。
(新型インフルエンザには効かないみたいだけどね)
| テニス、フィジカル | 21:08 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
昨日は某メーカーの住設機器のショールーム見学で新潟まで。
(上越には無いんですね、、、)
普段ですと設計事務所と施主さんで行くのですが、
今回は建設業者さんが代理店という事で、
そちらの案内に乗っかって、3者で行ってきました。
途中、建設業者の手がけた物件を見せてもらえるという事で
出雲崎から与板へ。
116号線を通る時にいつも感じるのですが、
「里山にDNAが疼く」(刷り込みかも知れませんが、、、)
(上越だと新柿線の東側とか)
今回、里の紅葉が絶好の時期だった事もあり、
その感をますます強くしました。
特にあの辺りは(上越の郊外と比べて)歴史文化の「深さ」が漂っている。
山越えの道中、散在する神社やお寺、重厚なつくりの民家など、
何とも言えぬ風景を堪能しました。
(写真を撮り忘れまして、、、)
| 建築 | 13:37 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
| - | 14:22 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
| 車 | 12:48 | comments(0) | trackbacks(0) | ▲
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