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住宅税制とすまい給付金

「住宅関連税制とすまい給付金」の講習会に行ってきました。
消費税の引き上げが行われた場合に実施される内容のものです。
消費税は報道で見るように現在、有識者へのヒアリングが行われており、
この後、景気判断と合わせて10月初頭頃に結論が出るようです。
 

 まず、住宅に掛る消費税額は引渡し時点の税率で決まります。
H26.3.31引渡しまで5%、H26.4.1以降の引渡しは8%、(H27.10.1以降10%)
となります。ただし経過措置としてH25.9.30までに契約したものについては
4.1を過ぎて引渡しても5%が適用されます。なので10月以降契約の物件では
年度末が慌ただしくなるかもしれません。

 では、税率が上がる前に急いで建てた方がよいのか?というと、
4.1以降税制の拡充と住まい給付金が実施されるので総合的に判断する
必要がありそうです。

 まず税制の拡充ですが、これは現在も行われている制度の拡充となります。
住宅ローン減税は、毎年の住宅ローン残高の1%を10年間控除(これは変わらず)
最大控除額が現行;200万円(20万円×10年)が→H26.4〜H29末;400万円
(40万円×10年)、所得税で控除しきれなかった分を住民税から控除する上限額
が9.75万円/年(前年課税所得×5%)が→13.65万円(同×7%)となります。
新築住宅だけでなく中古住宅(耐震性能の要件あり)、増築リフォーム(工事費100万円
以上等要件あり)も対象となります。 
ただ、ローン残高の1%が20万円から40万円というと工事費2000万円から4000
万円の高級住宅ですよね。そして税金から控除という事ですから、それなりの所得
が見込める高給取りの方には恩恵があるかもしれません。

 住宅ローンを利用しないで自己資金で取得する場合はかなり限定された制度
しかありません。「長期優良住宅」=通常の住宅より耐久性・省エネ性等の付加
価値が高い住宅については、その付加価値の部分についてのみ掛り増し費用の10%
を1年間、所得税から控除します(控除しきれない分は翌年度)。最大控除額が現行
;50万円が→H26.4〜H29末;65万円、長期優良住宅の他に低炭素住宅も新たに
対象になり、掛り増し費用は33,000円/(木造)が→43,800円/屬乏判爾気譴泙后

 耐震性、省エネ性の向上、バリアフリー化を伴うリフォームに関する減税は、
自己資金による場合、→H26.4〜H29末;標準的な工事費単価×10%、
最大控除額A.耐震25万円、B.省エネ25万円、C.バリアフリー20万円、ABC同時70万円
が控除されます。
ローンの場合(前述の住宅ローン減税との併用は出来ません)、
→H26.4〜H29末;省エネ・バリアフリー工事費(限度額250万円)×2%、
その他の工事費(限度額1000万円−省エネ・バリアフリー工事費)×1%が5年間控除
(最大控除額62.5万円)されます。

控除というのは税金を沢山払っている人には恩恵がありますが、もともと
収入が高くなく税金をあまり払えない人には効果が少ない訳です。そうした
収入層に対して消費税引上げの負担軽減をはかるのが「すまい給付金」です。
これは収入が低いほど給付額が多く収入が上がるに連れ給付額が低くなります。
H26年4月以降H29年12月までに引渡し入居完了した住宅を取得し、
登記上の持分を所有する人を対象に、消費税8%時;都道府県民税の
所得割額6.89万円以下(収入目安425万円以下)が給付基礎額30万円、
所得割額8.39万円以下(収入目安475万円以下)が20万円、
所得割額9.38万円以下(収入目安510万円以下)が10万円の給付となります。
消費税10%時は給付基礎額50万円から10万円の範囲で拡充となります。

各々の適用要件には建築の性能技術的な内容が含まれますので
計画に当たっては建築士にご相談ください。
場合によっては税理士さんにも相談が必要かもしれません。
 

※繰り返しますが上記の内容は消費税が引上げられた場合に適用されます。
さらに住まい給付金については来年度の予算を通過して決定となります。
 

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お知らせです。
建築学科同級会(卒業年)を行います。
10/13(日)18:00-新潟駅南「葱ぼうず」
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| Fmaki | 2013/09/02 9:40 AM |

Fmakiさん、ご無沙汰してます。
連絡はメールで貰っていたのですが詳細はfacebookでという事で、登録しないと見れないなーと思ったまま時間が過ぎてしまいまして、、日程調整してご返事します。(ちょっと立て込む時期ですが、、)

| レイン | 2013/09/04 1:00 PM |

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